Release / niconico 2013/9/13
Music / whoo
Illustration / Amemura
Vocal / Chomaiyo
Movie / Makino Sena
まぶしくて鬱陶しい日差しを、
ただ二人、日陰を探した
汗に濡れては笑いあってた
ただ二人、若かったから
届かない手紙に書き記した
とりとめもないことばかりだけど
特別なこと、何もなくても
ただ知っていてほしくて!
あらゆる夏の日のこと、
僕ら過ごしたくだらない日々、
そういうすべての中で、
君が生きてた若く儚い夢の中
遠くまで来てしまった、と君は
手を握り、不安げに呟いた。
街は夕陽に沈んだけれど、
本当は僕はもっと、
遠くまで行きたくて。
その時の僕には
過去と未来が交差して
消えたっていいと思っていた
本当さ、ただ僕は、この夏を、
終わらせたくなかった
すべての朝が来る度
命は薄く引き伸ばされて、
あらゆる夏の記憶は
薄ぼんやりと形失くして
流れる川に裸足をつけて
「冷たいね。」と笑った君の声を
まだ覚えている。